飛喜百翁(読み)ひきひゃくおう

世界大百科事典(旧版)内の飛喜百翁の言及

【スイカ(西瓜)】より

…スイカは,普通そのままか,少量の塩をつけて食べる。砂糖や甘味のシロップをかけることもあるが,千利休が飛喜(ひき)百翁という人に招かれたさい,砂糖をかけたスイカを供され,〈百翁は人に饗応することをわきまへず〉と門人に語ったという話が,《雲萍雑志(うんぴようざつし)》(1843)に見える。スイカの果汁はジュースやシャーベットに用いられるが,利尿の効があるといい,果汁を濃縮した〈西瓜糖〉は腎臓病の薬とされる。…

※「飛喜百翁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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