世界大百科事典(旧版)内の飛滝権現の言及
【熊野大社】より
…那智の滝は,高さ133mある大滝をはじめ,〈四十八滝〉があるというが,平安中期から修行場として尊ばれ,〈滝衆〉または〈滝本衆〉とよぶ修行者組織が見られた。花山法皇,文覚上人がここで修行をしたことが後世語り草となり,滝そのものを神体としてあがめることから,飛滝(ひりよう∥ひろう)権現の号も成立した。熊野夫須美大神とも称し,千手観音を本地とした。…
【熊野大社】より
…那智の滝は,高さ133mある大滝をはじめ,〈四十八滝〉があるというが,平安中期から修行場として尊ばれ,〈滝衆〉または〈滝本衆〉とよぶ修行者組織が見られた。花山法皇,文覚上人がここで修行をしたことが後世語り草となり,滝そのものを神体としてあがめることから,飛滝(ひりよう∥ひろう)権現の号も成立した。熊野夫須美大神とも称し,千手観音を本地とした。…
※「飛滝権現」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」