飛鳥戸(読み)あすかべ

世界大百科事典(旧版)内の飛鳥戸の言及

【飛鳥】より

…この地域の遺跡(図)については,1956年以来,奈良国立文化財研究所と奈良県立橿原考古学研究所によって発掘調査が継続されており,多くの成果があがっているが,さらに80年5月にはその歴史的風土を保存するため,〈明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法〉が制定・公布された。 なお大和の飛鳥とは別に,河内南部,二上山の西麓にも飛鳥の地名があり,大和の〈遠つ飛鳥〉に対して〈近つ飛鳥〉とよんだともいうが,一般にこの方は飛鳥戸(あすかべ)とよび,〈安宿〉と書いて,大和の飛鳥と区別している。【岸 俊男】。…

※「飛鳥戸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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