食売女(読み)めしうりおんな

世界大百科事典(旧版)内の食売女の言及

【宿場町】より

…宿には本陣,脇本陣のほか一般の旅籠屋があって宿泊の用に応じ,休息者のためには茶屋があり,また商店があった。旅籠屋のなかには食売女(飯盛女(めしもりおんな))を置くものもあって,旅行者の遊興に応じた。江戸の出口の品川板橋千住内藤新宿などには数百人の食売女がいて,繁栄を極めていた。…

【飯盛女】より

…江戸時代の旅宿にいた制限付きのいわば半公認の私娼(ししよう)の俗称で,たんに飯盛ともいい,食売女(めしうりおんな),宿場女郎(しゆくばじよろう),〈おじゃれ〉などとも呼ぶ。交通の要地にはすでに平安時代には売春婦がおり,交通と経済の発達に伴い,その数は増加した。…

※「食売女」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む