世界大百科事典(旧版)内の食行動自動症の言及
【癲癇】より
…定型欠神発作より持続の長いことが多く,3Hz棘徐波結合をみない。自動症は意識減損発作に加えて,舌なめずりや咀嚼(そしやく)し飲み込む運動,不安や恐怖の表情,ポケットやボタンをまさぐる運動,歩行,〈ホラ〉〈キタ〉などの発語を示すもので,それぞれ,口部自動症(食行動自動症),表情自動症,身振り自動症,歩行自動症,言語性自動症といわれる。難治性で,長年の抗癲癇薬の服用が必要であり,性格変化や知能の低下をきたすことが多い。…
※「食行動自動症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」