世界大百科事典(旧版)内の飯高檀林の言及
【学林】より
…同宗西山派でも山城粟生光明寺,京都禅林寺などの七檀林を設け,同宗名越(なごえ)派でも下野大沢円通寺などの二檀林を開いた。日蓮宗一致派では16世紀末に,関東および関西の根本檀林と呼ばれた下総飯高檀林(飯高寺)と京都松ヶ崎檀林(本涌寺)が開かれたが,のち甲斐身延山の西谷檀林(善学院)などの関東の八檀林と鷹峰檀林(常照寺)などの京都六檀林ができた。同宗勝劣派でも上総宮谷(みやさく)檀林(本国寺)などの七檀林を設立した。…
【立正大学】より
…東京都品川区大崎に本部をおく日蓮宗系の私立大学。1573年(天正1),日蓮宗が現在の千葉県香取郡に僧侶の養成所である飯塚談所(飯高檀林の前身)を開設以来,400年の歴史をもつ。これは,その後関東・関西につくられた檀林の中心として,1904年,専門学校令により日蓮宗大学林と改組され現在地に移る。…
※「飯高檀林」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」