世界大百科事典(旧版)内の飼料安全法の言及
【飼料添加物】より
…その一方,抗酸化剤や抗生物質などは,使用方法によっては家畜に被害がでたり,有害な畜産物を生産するおそれもあるので,その乱用による薬づけ畜産が問題になった。そこで食品の安全性を確保する観点から,畜産物の生産資材である飼料や飼料添加物の製造・使用などに関する規制が,〈飼料安全法(略称)〉の1975年改正において法制化された。これによって,国民に安全な畜産物を供給し,かつ生産者側も不利益を被らないような配慮がなされることになった。…
※「飼料安全法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」