飾筆(読み)しょくひつ

世界大百科事典(旧版)内の飾筆の言及

【筆】より

…特に明末・清初に流行した長条幅の連綿草には,含墨量の多い弾力性のある筆が多く用いられたであろう。またこの時代には,さまざまな技巧をこらして筆管を装飾した〈飾筆〉が文人の間で喜ばれた。このような一種の装飾趣味は清代にもうけつがれ,とくに乾隆帝の豪華好みは文房具全般にも及び,明代特有の大らかさに代わって,いっそう華麗精緻なものになった。…

※「飾筆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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