館直志(読み)たてなおし

世界大百科事典(旧版)内の館直志の言及

【渋谷天外】より

…やがて曾我廼家(そがのや)十郎(曾我廼家劇)のすすめで劇作にも手を染め,楽天会解散後は〈志賀廼家(しがのや)淡海一座〉を経て1928年に曾我廼家十吾(とおご)らと松竹家庭劇を結成した。翌年2世天外を襲名して,俳優兼劇作家(ペンネームは館直志(たてなおし))として関西はもちろん東京でも活躍,人気を呼んだ。第2次世界大戦後の48年12月に〈松竹新喜劇〉を結成し,古い喜劇の殻を破って近代化を推進,藤山寛美らを育てるとともに日本の代表的な喜劇団とした。…

※「館直志」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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