香筋(読み)きょうじ

世界大百科事典(旧版)内の香筋の言及

【香道具】より

…香木を割り,たき,聞き,そして記録するための道具のいっさいをいう。香道具のほとんどは江戸初期までに整備され,御家流や米川流では豪華な蒔絵・梨地のものが多く用いられ,志野流は桑木地のものが多い。流儀による道具の違いはほとんどない。寸法も多少の差はあるがだいたい変わらない。ここに示す各道具は1748年(寛延1)牧文竜の《香道賤家梅(しづがやのうめ)》によるものである(図)。(1)十種香箱 二重の箱で華麗な蒔絵が多い。…

※「香筋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む