馬渡岩陰(読み)まわたりいわかげ

世界大百科事典(旧版)内の馬渡岩陰の言及

【帝釈峡遺跡群】より

…石灰岩の岩陰,洞窟を利用した石器時代の遺跡は,30ヵ所にのぼり,その分布は比婆,神石,甲奴の3郡にまたがり,さらに岡山県側にも広がる。馬渡岩陰,寄倉岩陰,名越岩陰,猿穴岩陰,白石洞窟,牛川岩陰(以上東城町),観音堂洞窟(神石町),猿神岩陰(油木町),堂面洞窟(豊松村)などの遺跡が,62年の馬渡の第1次調査以来20年以上におよんで調査中である。いずれの遺跡も縄文時代の各時期の遺物を出土する。…

※「馬渡岩陰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android