高取法(読み)たかとりほう

世界大百科事典(旧版)内の高取法の言及

【園芸】より

…常緑樹でも,落葉樹でも適用でき,1年枝でも,2~3年枝でも発根させることができる。取木には,高い部分の枝を環状に剝皮し,その部分に発根させる〈高取法〉と,地面に近い部分に出る枝を曲げて土中に押さえて発根させる〈圧条法〉とがある。(e)挿木と挿芽 挿木は木質部が発達した木本類の場合に用い,挿芽は柔らかい芽先を切って挿す方法で草本類に用いる。…

【取木】より

…(3)盛土法 母植物を地際で切断し,多数の新梢を発生させ,これらの基部に盛土をして不定根を発生させてから新個体を分割する。(4)高取法 生育中の枝に湿った粘土やミズゴケを巻き,その上をビニルで包み,発根後切り離す方法で,観葉植物(ゴム,ドラセナなど)や盆栽で行われる。 いずれの方法でも,発根を促すため,取木を行う部位に切り傷をつけたり,環状剝皮を施したりすることが多い。…

※「高取法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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