高陽院方舎人(読み)かやのいんかたとねり

世界大百科事典(旧版)内の高陽院方舎人の言及

【大番舎人】より

…その特権としては大番舎人1人別給田1町,雑免田3町,在家役免除4宇がみとめられていた。番役の勤仕は殿下方と高陽院(かやのいん)方とにわかれていたが,《兵範記》紙背文書にみられる1159年(平治1)閏5月から6月にかけての〈高陽院方舎人当番支配状〉によれば,名(みよう)別に1人宛の舎人が1ヵ月に10日ずつ上番して交替した。1ヵ月の計は高陽院方のみでは108人,殿下方を含めると268人となっている。…

※「高陽院方舎人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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