世界大百科事典(旧版)内の高麗橋擬宝珠の言及
【高麗橋】より
…大阪市東区,南区を北から南へ貫流する東横堀川に架かる橋。東区の高麗橋詰町と高麗橋1丁目とを東西に結ぶ。創架年代は未詳であるが,東横堀川は豊臣秀吉の大坂城下町建設にともない,1585年(天正13)に開削された運河であること,1615年(元和1)大坂夏の陣のとき,安藤重長が戦利品として持ち帰ったという〈慶長九年甲辰八月吉日,御大工奉行吉久〉と刻銘の擬宝珠が現存し,高麗橋またはその前身の橋の擬宝珠と推定されていることなどから,近世初頭とする説が有力。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」