世界大百科事典(旧版)内の《魔法のハープ》の言及
【ロマン派音楽】より
…ウィーンを中心に,魔法劇のジングシュピールが流行したのも一つの先駆といえる。モーツァルトの《魔笛》からシューベルトの《魔法のハープ》(1820)へ向かうこの幻想劇の線に沿って,ホフマンの《ウンディーネ》(1816),ウェーバーの《魔弾の射手》(1821)が生まれる。ウェーバーはまた《オベロン》(1826)でも序曲冒頭に〈魔法のホルン〉のモティーフを使って,ロマン的妖精劇を展開した。…
※「《魔法のハープ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」