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魔術的リアリズム まじゅつてきリアリズム

大辞林 第三版の解説

まじゅつてきリアリズム【魔術的リアリズム】

元来ドイツに生まれた用語で、今日一般には中南米小説に特徴的な現実と幻想を混淆させる技法を指す語。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の魔術的リアリズムの言及

【アストゥリアス】より

…1932年に帰国して,独裁者小説の傑作の一つに数えられる《大統領閣下》(1946)を発表したのを皮切りに,インディオの神話や伝説に依拠した《トウモロコシの人間たち》(1949)や,北アメリカ資本による収奪を鋭く告発した三部作《強風》(1950),《緑の法王》(1954),《死者の目》(1960)を世に送り,ラテン・アメリカ文壇における地位を不動のものにした。後期の《ある混血の女》(1963),《リダ・サルの鏡》(1967),《マラドロン――緑のアンデスの叙事詩》(1969)といった小説はいずれも,社会的・現実的要素とマヤの神話的宇宙観とがみごとに融合した,いわゆる魔術的リアリズムの傾向に属している。これらのほかに《金持の坊ちゃん》(1966),《四つのうちの三つの太陽》(1971)などの作品があり,さらに,詩集《ひばりのこめかみ》(1949),《春の夜の目覚め》(1965)や,戯曲《ソルーナ》(1955),《地方裁判所》(1957)もある。…

※「魔術的リアリズム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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