鳥居甲斐守(読み)とりい かいのかみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鳥居甲斐守」の解説

鳥居甲斐守 とりい-かいのかみ

鳥居耀蔵(とりい-ようぞう)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の鳥居甲斐守の言及

【鳥居耀蔵】より

…江戸末期の幕臣。大学頭林述斎の三男,のち旗本鳥居一学の養子となる。名は忠耀。甲斐守。2500石。1837年(天保8)目付,41年町奉行,43年勘定奉行兼任となる。この間,1839年には江戸湾防備のため伊豆・相模・房総沿岸の巡視を伊豆韮山代官江川太郎左衛門とともに命じられる。翌40年には蛮社の獄で洋学者を弾圧,高島秋帆の西洋砲術採用策を批判し,町奉行在職中は厳しい江戸市中の取締りを断行して,江戸町人から甲斐守忠耀をもじって妖怪(耀甲斐)と恐れられ,かつ反感の的となった。…

※「鳥居甲斐守」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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