世界大百科事典(旧版)内の鹿児島路の言及
【街道】より
…四国では八十八ヵ所の四国遍路と金毘羅参りの信仰上の交通路が盛んで,金毘羅へは高松,丸亀,多度津からの街道があった。
【九州地方】
九州では山陽道につながる小倉から長崎への長崎路が重要視されたが,途中の山家から南へ下れば久留米,柳河,熊本を経て鹿児島に達する鹿児島路がある。熊本細川氏は参勤には阿蘇山麓を通り,豊後の鶴崎から瀬戸内海を通ることが多く,島津氏も川内(せんだい)川河口の京泊よりの海路を多く利用した。…
※「鹿児島路」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」