世界大百科事典(旧版)内の鹿行地方の言及
【茨城[県]】より
…近年首都圏の外郭に位置する茨城県の畑作は大きな変化をとげており,市街地拡大に伴って近郊野菜産地が外へ移動しているほか,施設園芸が普及して,気候条件に伴う制約が解消されてきた。県西地方のハクサイ,鹿行(ろつこう)地方(鹿島郡,行方(なめがた)郡)のプリンスメロン,ピーマンなど,集団的な産地が形成されている。このように商品作物への指向が高まる中で,筑波山地とその周辺でもクリ(全国1位,1995),ミカン,カキ,ブドウの栽培面積が増加する一方,県北の渓谷ではリンゴ栽培が行われている。…
※「鹿行地方」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」