麦扱き(読み)ムギコキ

デジタル大辞泉 「麦扱き」の意味・読み・例文・類語

むぎ‐こき【麦扱き】

麦の穂をこき落とすこと。また、その道具 夏》「僧のに―の音絶間なし/竜太」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の麦扱きの言及

【千歯扱き】より

…長さ50cm程度の横木に,長さ15~20cmの細い帯板(歯)を並べて取り付け,それに穀粒をひっかけて脱穀する用具(イラスト)。作物により帯板どうしの間隔が異なるため,稲扱き,麦扱きと呼びわけることがあるが,イネ用が中心であったため,稲扱きのみを示す場合が多い。ほかにダイズ用などもあった。…

※「麦扱き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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