麻痺性貝毒

栄養・生化学辞典 「麻痺性貝毒」の解説

麻痺性貝毒

 イガイ,ホタテガイなどにときにみられる貝毒で,麻痺を起こさせる.毒性成分はゴニオトキシン

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の麻痺性貝毒の言及

【魚貝毒】より

…これは,餌のプランクトンに有毒物質をつくる種類があり,その毒を中腸腺に蓄積するためである。毒の本体は,サキシトキシンや数種のゴニオトキシンなど麻痺性貝毒とよばれる猛毒である。食後30分間から3時間ほどで口や手足に麻痺が起こり,重症の場合は呼吸中枢がおかされ死亡する。…

※「麻痺性貝毒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android