世界大百科事典(旧版)内の黄恭懋の言及
【黄慎】より
…中国,清代中期の画家。福建省寧化の人。字は恭懋(きようぼう)また恭寿。号は癭瓢(えいひよう)。家が貧しく,幼いときは父の書を読み,長じてからは母に孝養をつくした。41歳のときから老母とともに揚州に住み,鄭燮(ていしよう)らと交友があった。揚州八怪の一人。絵は,はじめ同郷の上官周に学び精緻な人物・山水画をかいたが,晩年には粗略な筆致で大幅の道釈画を描いた。代表作は《山水図冊》(1638,京都泉屋博古館)ほか。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」