黄泉比良坂(読み)よもつひらさか

世界大百科事典内の黄泉比良坂の言及

【根の国】より

…この物語から根の国の多義的な性質が明らかになる。根の国は洞窟を暗示する黄泉比良坂(よもつひらさか)を伝って行く地下の国であり,蛇やムカデの生息する小暗き所であった。そこは黄泉国(よみのくに)とも重なって死者や祖霊のこもる場所でもあり,病気や害虫をはじめとして罪という罪が祓いやらわれる海底の国でもあった(《大祓(おおはらい)の祝詞》)。…

【黄泉国】より

…《古事記》によると,伊邪那岐(いざなき)命は死んだ伊邪那美(いざなみ)命を呼びもどそうとして黄泉国へと赴くが,〈視るな〉の禁を犯してイザナミを視ると肉体は腐乱し蛆(うじ)がたかっている。驚いたイザナキはイザナミの追行をかわして黄泉比良坂(よもつひらさか)まで逃げもどり,そこを〈千引石(ちびきのいわ)〉でふさいでやっと地上に生還する。かくてイザナミを黄泉津大神(よもつおおかみ)といい,その黄泉比良坂は出雲国の伊賦夜坂(いふやざか)だという。…

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出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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