世界大百科事典(旧版)内の黄道帯星図の言及
【星図】より
…精密星図としては19世紀にボン天文台とコルドバ天文台で作成された掃天星図は合計106万の10等以上の星を示し,今も星の同定用に愛用される。ベルリン科学アカデミーの黄道帯星図は11等までを図示し,初期の小惑星の探索や1846年の海王星の探索に役だった。20世紀になってからは写真星図が作られ,フランクリン・アダムス星図(1916)は全天を206枚で覆う最初の写真星図で,尺度は15mmが天の1゜に相当し,15等星までを網羅する。…
※「黄道帯星図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」