黎文悦(読み)れいぶんえつ

世界大百科事典(旧版)内の黎文悦の言及

【レ・バン・ズエト】より

…ベトナムのグエン(阮)朝(1802‐1945)創始の功労者で,南部ベトナム開拓の象徴的人物。中部ベトナムのクアンガイ省に生まれたが南部のミトで成人し,後にグエン朝創始者となるザロン(嘉隆)帝に早くから仕えてともにタイに流寓した。ザロンのベトナム帰還後もタイソン党との戦いに将として活躍し,1802年の全国統一後は中部ベトナムの山地民の反乱の平定や,対タイ外交に功をあげた。20年,ミンマン(明命)帝の登位とともにザディン(嘉定)総鎮に任ぜられ,以後12年間南部の支配をゆだねられた。…

※「黎文悦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む