《黒いチューリップ》(読み)くろいちゅーりっぷ

世界大百科事典(旧版)内の《黒いチューリップ》の言及

【チューリップ】より

…とくに1634‐37年の熱狂は〈チューリップ狂騒事件Tulpenwoede〉と呼ばれ,時の政府はこれに対し厳罰をもって対処したので,さしもの狂騒も鎮静した。なおA.デュマ(父)はこれを《黒いチューリップ》に描いている。原産地トルコでも18世紀前半にヨーロッパの流行が飛び火し,宮廷で盛んにこの花をめでる宴が開かれた(チューリップ時代)。…

※「《黒いチューリップ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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