世界大百科事典(旧版)内の黒人ナショナル・リーグの言及
【野球】より
…激しい人種差別の中で好成績をあげてナ・リーグ新人王となり,以後W.メーズやH.アーロンなど多くの黒人選手が活躍する道をひらいた。すでに1885年には黒人のプロチーム〈キューバン・ジャイアンツ〉がつくられ,1920年には黒人ナショナル・リーグが結成されて,優秀な選手が出現しているが,その中の一人,サッチェル・ページ投手も48年にクリーブランド・インディアンズに入っている。やがて大リーグのすべてのチームに黒人が加わるに及び,いくつかあった黒人だけのリーグは人気を失っていった。…
※「黒人ナショナル・リーグ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」