黒岩周六(読み)くろいわしゅうろく

世界大百科事典(旧版)内の黒岩周六の言及

【黒岩涙香】より

…ジャーナリスト。本名は周六,涙香は号。高知県安芸郡川北村生れ。父は郷士で寺子屋の師匠。大阪英語学校を経て東京の成立学舎と慶応義塾に学ぶ。北海道開拓使長官黒田清隆の官有物払下げを攻撃した記事を執筆した理由で1883年投獄されて労役に服す。西洋小説の翻案で名をあげ,92年《万朝報(よろずちようほう)》を創刊。他紙が1銭5厘のところを1銭とし,特定政党や企業の世話にならず,広く売れることによって独立の報道をなしうる大衆新聞を作った。…

※「黒岩周六」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android