黒津敏行(読み)くろつとしゆき

世界大百科事典(旧版)内の黒津敏行の言及

【自律神経系】より

…視床下部の前部が副交感神経系で,後部が交感神経系であるという意見や,視床下部には交感神経系の中枢だけが存在し,副交感神経系は視床下部より前方にあるという説などがあった。しかし近年,黒津敏行が広範囲の実験的,組織学的な研究結果に基づいて,第三脳室から外方へ順次にa,b,cの3細胞層があり,bの部分が交感神経系の中枢,aとcとが副交感神経系の中枢であることを明らかにした。視床下部から下行して,下位の自律神経系の中枢に連絡する繊維の走行については,まだ詳細が不明な点もあるが,現在新しい方法で追究されつつある。…

※「黒津敏行」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む