黒色顔料(読み)こくしょくがんりょう

世界大百科事典(旧版)内の黒色顔料の言及

【顔料】より


[緑色顔料]
 クロムイェローと紺青の混合物で安価な特色をもつクロム緑,耐久性が大で絵具,ガラス着色などに使われるコバルト緑などがある。
[黒色顔料]
 炭素の黒鉛型微結晶の集りであるカーボンブラックが使用される。墨,美術品用の絵具には昔から油煙や松煙に含まれる炭素の微粉末(すす)が黒色顔料として使用されてきた。…

※「黒色顔料」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android