鼓鈸(読み)くはつ

世界大百科事典(旧版)内の鼓鈸の言及

【懺法】より

…《法華懺法》は,全文にきわめてていねいなフシを付ける〈声明(しようみよう)懺法〉から,個人日常の行として勤める素読みのものまで,数段階の勤め方がある。曹洞宗の《観音懺法》では,〈鼓鈸(くはつ)〉といって太鼓と鈸(はち)で奏する一定の曲節が挿入される。上記2種の懺法のほかに,《法華懺法》と同じ構成の《阿弥陀懺法》がある。…

※「鼓鈸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android