鼠径溝(読み)そけいこう

世界大百科事典(旧版)内の鼠径溝の言及

【腹】より

…下肢と腹部との境は前面では前腸骨棘(きよく)から恥骨結合に向かって引いた直線で,この線は内部にある鼠径(そけい)靱帯にほぼ一致した浅い溝である。これを鼠径溝といい,大腿を前に上げると皮膚がここで折れ曲がる。後面の広義の下肢と腹との境は,いいかえると骨盤と腹との境であり,これは腸骨の上のへり(腸骨稜)に相当した皮膚の溝と第5腰椎の下端である。…

※「鼠径溝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android