世界大百科事典(旧版)内の鼠径輪の言及
【鼠径管】より
…男性では,精管が血管,神経,挙睾筋などを伴い精索となって通過するために太い(小指ほどの太さ)。皮膚側の外口を浅(皮下)鼠径輪,腹膜側の内口を深(腹膜下)鼠径輪と呼ぶ。管の上壁は腹横筋と内腹斜筋の下縁によってつくられ,下壁は鼠径靱帯(じんたい)および裂孔靱帯により,また後壁は最も薄くて抵抗が弱く腹横筋の腱膜からなり,前壁は外膜斜筋の腱膜により形成される。…
※「鼠径輪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」