鼻嗽(読み)ハナウガイ

デジタル大辞泉 「鼻嗽」の意味・読み・例文・類語

はな‐うがい〔‐うがひ〕【鼻×嗽】

食塩水薬液鼻腔びこう粘膜を洗浄すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「鼻嗽」の解説

鼻うがい

鼻から液体を吸い込み口や鼻から出すことにより、鼻腔内を洗浄すること。鼻洗浄とも言う。アレルギー性鼻炎や上咽頭炎風邪の予防、花粉症などに効果がある。日本では昔から民間療法として行われていたが、耳鼻咽喉科などの医師も病院で施術したり指導したりするようになった。近年は薄い塩分(0.9パーセント程度)を含んだぬるま湯で行うことが推奨されている。また、花粉症患者の増加に伴い、鼻うがいの専用液が製薬各社より販売されるようになり、専用の機器も多数販売されている。激しく行うと粘膜を傷つける恐れがあり、また洗浄機が不潔だと感染症を起こすこともある。

(2014-2-27)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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