世界大百科事典(旧版)内の鼻棒式サンダルの言及
【サンダル】より
…しかし日本の草履や草鞋(わらじ)は,わらを材料とするサンダルといえる。 鼻緒を用いるサンダルでは,外国の古今いずれのものであっても,また日本の古い下駄でも,前緒を台部に通す穴(前壺)の位置が,台前部の中央ではなく親指側へかたよっており,日本で庭下駄として用いられている鼻棒式サンダルでも,鼻棒は親指側へかたよって立てられている。このような形式のものでは,要するに前緒は親指と2番目の足指の間(1番目の指股)を通る。…
※「鼻棒式サンダル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」