世界大百科事典(旧版)内の龐家溝遺跡の言及
【洛陽】より
…西周の〈王城〉の位置は,漢代の河南県城に重なると調査報告されており,現在の洛陽市の西方,澗河の東岸に位置している。 洛陽市の北東郊の龐家溝(ほうかこう)遺跡では西周墓群が発見され多数の青銅器や灰釉陶器が発見され,また1975‐79年の北窯村の調査では,大規模な西周鋳銅遺跡とそれに伴う多数の陶笵,溶銅炉壁が発見された。これら西周の龐家溝遺跡や北窯鋳銅遺跡は,〈成周〉および〈王城〉近郊に残る西周遺跡として注目されている。…
※「龐家溝遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」