パーリジャータ(読み)ぱーりじゃーた

世界大百科事典(旧版)内のパーリジャータの言及

【曼陀羅華】より

…樹高は20mにも達し,初夏(インドでは3~4月)には深紅色から紫紅色の花を長さ30cm内外の総(ふさ)状につける。デイコはまたパーリジャータpārijāta(〈波利質多(はりしつた)〉と音写)とも呼ばれ,ヒンドゥー教の神話では神々とアスラが乳海攪拌(かくはん)を行ったときに生じ,インドラ(帝釈天)の天を荘厳するものとなったとされる。なお,マンドラゴラや麻酔作用をもつチョウセンアサガオを曼陀羅華と呼ぶこともある。…

※「パーリジャータ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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