ボヤールストボ(読み)ぼやーるすとぼ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボヤールストボ」の意味・わかりやすい解説

ボヤールストボ

ボヤール」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のボヤールストボの言及

【ドボリャンストボ】より

…ただし日本の旧華族のように,そのすべてが爵位をもつわけではなく,むしろ明治以後の士族に近いものといえるが,人頭税,兵役を免除され,農奴所有権を付与されるなど,実質的な特権をもっていた点で士族とも異なっている。 ロシアではキエフ・ロシアの時代以来,古い貴族層(ボヤールストボboyarstvo)が存在していたが,15~16世紀ごろから,モスクワ大公に奉仕する小領主層であるドボリャンストボが,中央集権国家発展の支柱としてあらわれてきた。そして18世紀のピョートル1世の改革によって,官等表で規定された一定の職につけば,だれでもドボリャニーンになれることになり,ボヤールストボはドボリャンストボに吸収されていった。…

※「ボヤールストボ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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