内房歌辞(読み)ないぼうかじ

世界大百科事典(旧版)内の内房歌辞の言及

【歌辞】より

…嫁ぐ娘に与える教訓とか,春の花見などの印象をこの歌形で歌ったのが始まりで,やがて彼女らの喜怒哀楽をこの歌で自由に表現するにいたった。この女性らによる歌辞をとくに〈内房歌辞〉という。李朝後期,小説が大量に作られたが,なかにはこの歌形で記述されたものも多い。…

※「内房歌辞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」