勝本浦(読み)かつもとうら

世界大百科事典(旧版)内の勝本浦の言及

【壱岐】より

…一方島の周囲の海岸には,壱岐八浦とよばれる集村形態の漁村が分布する。八浦とは郷ノ浦,渡良(わたら)浦(小崎浦を含む),湯本浦,勝本浦,瀬戸浦,芦辺浦,八幡浦,印通寺浦である。江戸時代には,これらの浦にのみ漁業権が与えられていた。…

【勝本[町]】より

壱岐北西端に位置し,手長島,辰ノ島,若宮島,名烏(ながらす)島などの島も町域に属する。湯本浦と中心集落の勝本浦は江戸時代漁業権のみを与えられた漁村集落で,特に勝本浦はブリの好漁場である七里曾根を独占し,ブリやイカの一本釣りが盛んである。かつてはイルカの大群に漁場を荒らされたが,1990年自然の入江を利用してイルカパークが開設され,野性のイルカを飼育している。…

※「勝本浦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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