北原式土器(読み)きたはらしきどき

世界大百科事典(旧版)内の北原式土器の言及

【北原遺跡】より

…同時に各棟とも多数の短冊形や鉞(まさかり)形打製石斧や打製石庖丁が検出され,調査者はやや離れた天竜川沖積地の水稲耕作のほかに扇状地での陸耕が盛んであったと推定している。これらの石器を製作した人々の用いた土器は櫛描文が主体で,中期前半の磨消(すりけし)縄文の盛行した時期に続く時期で,北原式土器とよばれている。【坪井 清足】。…

※「北原式土器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android