半洞窟遺跡(読み)はんどうくついせき

世界大百科事典(旧版)内の半洞窟遺跡の言及

【岩陰遺跡】より

…岩壁の上方がせり出して形成するひさし状の下陰に営まれた遺跡。ひさしの奥行きが深いものは半洞窟遺跡などと称して区別する場合があるが,崖の中腹のくぼみや岩棚上あるいは大岩石の下の遺跡も含まれる。いずれの場合も岩陰の下の空間は狭いために,日常一般の生活または居住の場としてよりも,むしろ特殊な機能や目的に利用されている例が少なくない。…

※「半洞窟遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」