多気御所(読み)たけごしょ

世界大百科事典(旧版)内の多気御所の言及

【美杉[村]】より

…山間にありながら伊勢と大和を結ぶ要路にあたり,南北朝期には伊勢国司北畠氏の居城霧山城(多気(たけ)城)が築かれた。上多気・下多気一帯には城下が形成されていたと考えられ,北畠氏の居館は多気御所と呼ばれ,戦国時代末期に織田信長の侵攻により大河内(おかわち)城(現,松阪市)に移るまで,北畠氏の本拠であった。江戸時代には紀州藩領と津藩領が混在した。…

※「多気御所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android