小士師(読み)しょうしし

世界大百科事典(旧版)内の小士師の言及

【士師記】より

…第2部は2章6節から16章までで,士師たちの業績について語る。一般にオテニエル,エホデ,デボラ,バラク,ギデオン(エルバアル),エフタ,サムソンの7人を,彼らの英雄的行為のくわしい記録のゆえに〈大士師〉と呼び,わずかな記録しか持たない5人の〈小士師〉と区別するが,この区別が本質的なものかどうかについては学説が分かれている。イスラエルの背信と苦難,それを救った士師の登場が周期的に繰り返されたとする記述は,《士師記》を最終的に編集した申命記派歴史家に由来する。…

※「小士師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android