岩崎常正(読み)いわさきつねまさ

世界大百科事典(旧版)内の岩崎常正の言及

【岩崎灌園】より

…江戸後期の本草家。名は常正,号は灌園,通称は源蔵,源三である。幕府の徒士の子で江戸下谷三枚橋に生まれる。1809年(文化6)幕府に出仕する。本草を小野蘭山に学んだ。28年(文政11)《本草図譜》96巻92冊を完成,30年(天保1)から44年(弘化1)にかけて出版した。本書は外国産も加えた約2000種の植物を収載する江戸時代最大の彩色植物図鑑である。【矢部 一郎】…

※「岩崎常正」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android