慈善学校(読み)じぜんがっこう

世界大百科事典(旧版)内の慈善学校の言及

【読み書きそろばん(読み書き算盤)】より

…フランスでは中世の大聖堂学校から派生した初等学校である都市の小教区学校に対するコントロールを強化し,国内の農民は依然として異教徒であるとの認識に立って農村地帯での小学校の開設にも努めた。以上の学校は子どもの父兄または住民の負担によって運営されていたが,17世紀後半にはプロテスタント圏,カトリック圏を問わず多くの都市に,宗教団体が集めた寄付金や慈善家が提供した基金によって維持される無料の慈善学校が登場する。イギリスでは1698年に〈キリスト教知識普及協会Society for Promoting Christian Knowledge〉が創設され,慈善学校設立運動をすすめた。…

※「慈善学校」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android