曼生壺(読み)まんせいこ

世界大百科事典(旧版)内の曼生壺の言及

【陳鴻寿】より

…詩文書画,みな一家をなしたが,磨崖碑の書体をとくに好んで隷書,八分書に優れた。篆刻(てんこく)では浙中の人ことごとく宗としたと伝えられ,また宜興特産の砂で精巧な壺を作り,〈曼生壺〉と称せられた。山水画では明の姚綬(ようじゆ),程嘉燧(ていかすい)の間にありといわれる草々とした画風を得意とし,銭杜,改琦らとも親交があった。…

※「曼生壺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android