浅間山大噴火(読み)あさまやまだいふんか

世界大百科事典(旧版)内の浅間山大噴火の言及

【天明の飢饉】より

…このため米価は騰貴し,また自領の防衛のために行われる津留政策によって食糧の欠乏する地帯の飢饉は倍加され,雑穀はもとより海草,草木の芽や雑草,松の甘皮など,食糧になりうるものはすべて取り尽くされたという。さらにこの年7月の浅間山大噴火で降灰が周辺農村を埋め,広範囲の地域に被害をもたらした。全体的な統計はないが,東北地方では3分の1に及ぶ人口減をみた所も少なくない。…

※「浅間山大噴火」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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