溶岩洞(読み)ようがんどう

世界大百科事典(旧版)内の溶岩洞の言及

【洞窟】より

…いずれにしても,これらの洞窟は,母岩の誕生よりはるかに遅れて形成をはじめ,しだいに成長して壮年期を迎え,やがて老化してなくなってしまうので,一括して二次洞窟と呼ばれる。これに対して一次洞窟とは,母岩と洞窟との年齢が等しく,誕生したのちに洞窟が二次的な成長をしないものをいい,火山の作用でつくられる溶岩洞(溶岩流が冷却するとき,中央部に空洞が生じることによってできるもので,溶岩トンネルとも呼ばれる)のみがこれに該当する。なお,洞窟の成因,構造,そこにすむ生物や遺跡などを含めて,洞窟にかかわるさまざまな事象について科学的研究を目ざす学問は洞窟学speleologyと総称される。…

※「溶岩洞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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