衣川孔雀(読み)きぬかわくじゃく

世界大百科事典(旧版)内の衣川孔雀の言及

【近代劇協会】より

…同年10月有楽座でイプセン《ヘッダ・ガブラー》を旗揚げにとりあげ,主演女優山川浦路のヘッダが好評を博した。翌13年の第2回公演にはゲーテ(鷗外訳)の《ファウスト》を帝劇で上演,素人女優の衣川孔雀(きぬかわくじやく)のグレートヘンの新鮮な演技で注目を集め成功をおさめた。が,伊庭,杉村が脱退して,草人の個人劇団の色彩が強まった。…

※「衣川孔雀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」